先付け防水工法 


現場状況  

 信濃川の川底に埋設された沈埋管から、陸上道路までを結ぶスロープ部分(上記地図参照)を作る工事です。
 地盤が砂地の上に、海岸がすぐ横に位置しており、掘削および防水がなかなか難しい箇所です。
 
Scene 1.連壁工事
スロープ部分両サイドの壁を作る為、写真3の様な穴を、地下数十メートル掘りながらベントナイトと高炉セメントを注入していきます。この杭をラップさせながら作ることにより、大きな一枚の壁が完成します。
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連壁作成状況 連壁作成状況 杭穴
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掘削作業    

Scene 2.連壁モルタル吹き付け工事

連続的に打設された杭(連壁)の表面は、R状に凸凹の為、防水には不向きな形状をしています。これを平らにするため、表面にワイヤーメッシュを貼り、モルタルを吹き付けます。

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連壁部分 ワイヤーメッシュ結束  
Scene 3.先付け防水工事
スロープ部分に海水や雨水が、入り込んでくることを防ぐための防水工事。水が進入してくると、シートについているベントナイトが膨潤し管内への漏水を防ぎます。
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ベントナイトシート裁断 ジョイント部分テープ張付け 連壁部張り付け
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釘打ち ラテックス塗布 連壁部分施工状況
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ラテックス乾燥 連壁部分施工完了 底盤部張り付け
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ジョイント部分 張り付け状況 ベントナイトシート張付完了
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保護モルタル打設状況 打設完了 打設完了

関連リンク

株式会社豊順洋行

工業用ベントナイト(輸入・国産)
有機精製ベントナイトの販売
ベントナイト防水シートの販売