クイカッター

場所打ち杭の杭頭破砕処理にはコレ!

太平洋クイカッターNL 国土交通省 新技術情報システム 登録a@KT-000128 評価:一般工事

杭頭処理用静的破砕剤とは−
 建築構造物、土木構造物の基礎となる杭を現場にて生コンクリートで製作する際、不要となる頭部を環境にやさしく処理する材料のことです。 「クイカッター」は、場所打ちコンクリート杭の余盛コンクリートを騒音・振動・粉塵を発生させることなく、効率的に処理する静的破砕剤です。

種 類 ・ 用 途 ・ 価 格
品種 用途 荷姿
NL φ1200以下の小口径水平切断用 10本/箱
E φ1300以上の大口径・大深度水平切断用 10本/箱
KL φ1000以上の被り破砕用 10本/箱
特 長
余盛コンクリートと鉄筋との付着防止のため、鉄筋を縁切材で覆います。 クイカッターの形状は楕円形になっており、これによりクラックの方向・精度を制御しています。 クイカッターはコンクリート打設前に専用取付け金具を用いて鉄筋籠に取付けます。 破砕目的に応じて@大割工法A中割工法B二段中割工法C縦割工法があります。 余盛コンクリートを騒音・振動・粉塵を発生させることなく、効率的に処理できます。
施 工 例

「クイカッターE」取りつけ例
コンクリート杭打設前杭カッター設置済み コンクリート杭打設後杭頭破砕処理
大割工法 (水平切断)
大割工法とはクイカッターNE・L又はEを使用して、余盛りコンクリートに水平クラックを発生させ、根切後、レッカー等の重機で余盛りコンクリートを吊り上げ、撤去する工法です。
中割工法 (水平切断+破りコンクリート破砕)
中割り工法とは、クイカツターNLまたはEにより水平クラックを発生させた後クイカターKLにより破りコンクリートにクラックを発生させ、重機で余盛りコンクリートを吊り上げ撤去する工法で、吊り上げ重量の軽減が計れます。
二段中割工法
水平切断及び破りコンクリート破砕を二段で行い、余盛りコンクリートを二層に分割し撤去する工法です。この工法は、主に大杭径で余盛りコンクリートが1mを超える事が想定される場合有功です。

▲カタログ(PDF)