リアネットE工法

 リアネットE工法は、既存外壁の上に、高弾性アクリルゴム、ネット、アンカーピンからなる剥落防止層を構築し、「剥落防止」「ひび割れ追従」「防水」および「中性化・塩害抑制」性能を発揮する外壁複合改修構工法(ピンネット工法)です。
 経年劣化に起因となる仕上げ材の剥落に対して保護もちろん、地震発生時や余震による剥落も防止できる工法として、地震直後の避難活動も円滑に行うことが可能です。特に緊急輸送道路沿いの建物には有効な工法と言えます。
 
対象建築物
・鉄筋コンクリート、
 鉄骨鉄筋コンクリートの建築物に適応。
・高さが最大60mに対応可能。
・既存仕上げ層を残したままで施工。
・水系エコ材料の使用
大地震を模擬した検証実験
・大学関連機関による耐震実験や検証を行いました。水平加力実験により、層間変形角が1/125(大地震を想定)になってもリアネット表層には剥落もちろん、ひび割れすら生じない優れた結果を残しました。
実際の地震被害地で耐震性が実証されました
・福岡県西方沖地震、岩手・宮城内陸地震では、多くの外壁材の剥落事故が発生しましたが、地震以前にリアネットで補修した建物は外壁材の剥落はもちろん、ひび割れも起こりませんでした。
長寿命改修工法として期待されます
・外的な劣化因子を遮断し、一般工法の部分補修や新規張替えなど工法より、改修修繕の周期を伸ばすことが可能、省エネルギーかつロングライフの改修に期待できます。

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施工例:
K公民館 
施工前
既存外壁タイルの浮き、ひび割れ、
汚れの顕著などを確認。
施工後
リアネットをベースに石材調仕上げを施し、意匠性にも優れた外壁剥落防止・防水改修工事を実施。
Pビル
施工前
既存外壁タイルの浮き、ひび割れ、
一部欠損などを確認。
施工後
剥落防止のため、リアネット工法を施工し、一部に石材調仕上げを採用。
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